感想
やってはいけないことをやりたくなる心理、人間の弱さを描いた本。
世の中「正義」だけではやってはいけないことを、思い知らされます。
本書は、5章で構成されており、第5章では第1章とほぼ同じ文章が繰り返されます。
しかし、第1章から第5章に向かって変化していく主人公。
第5章では、状況は同じ。なのに、最初とは全く違う、主人公を取り巻く人間関係を味わえます。
「またここか」
第5章を開いた時にようやく気づく「またここか」。
ページを開いた数分後には、日常の裏側に来たような異世界感を味わえます。

5章は1章と繰り返しの文章だけど、なんかちょっと違うような…!
読み比べながら見ると面白いです!!
まとめ
ドロドロしているのに、なんでこんなに「ふふふっ」と笑ってしまうのか。
日常の思っているけれど言えないことを言ってしまっている、
超えてはいけない柵を超えてしまった時のような気持ちを味わえる本です。
ぜひみなさんも読んでみてください。

「またここか」ってどんな本?
日常の裏側に遊びに行ける本。
ディズニーランドへ行った時みたいな異世界が本の中には広がっているよ。


え!そうなんだ!
小説詳しくなくても大丈夫?あんまり小説読まないんだけど…。
私もあまり小説読まないけれど、この本は短いくて一気に読めるし、
ストーリーが追えなくても日常会話だけでも楽しめるから大丈夫!!


そうなのか!
ちょっと気になるな………。

それではまたお会いしましょう^^
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